新種の羽毛恐竜! 名前は「ティラノミムス・フクイエンシス」(福井産のティラノもどき)

福井県勝山市で発掘された恐竜の化石が、新種の恐竜だってことがわかったよ!

新しい恐竜の名前は、「ティラノミムス・フクイエンシス」(福井産のティラノもどき)

新種の羽毛恐竜「ティラノミムス・フクイエンシス」

ティラノミムスは、1998~2019年に「手取(てどり)層群北谷層」という白亜紀前期(約1億2000万年前)の地層で発見されたんだ。

骨盤の一部の骨にティラノサウルスと似た特徴があったから、最初はティラノサウルスの仲間だと思われてたんだって。だから、「福井で見つかったティラノサウルスの仲間に似た恐竜」って意味の名前がつけられたんだよ。

「ミムス」には、「もどき」「~に似たもの」という意味があるんだよ。

そしてもっとよく研究を進めてみたら、獣脚類で「ダチョウ恐竜」とも呼ばれる「オルニトミモサウルス類」にグループ化される羽毛恐竜だってことがわかったよ。

でももっとよく研究を進めてみたら、上腕骨に他のオルニトミモサウルス類にはない直径約1ミリの穴があったから、「新種」って認定されたんだよ。

福井県で新種の恐竜が見つかったのはこれで6つ目(日本では11つ目)。20年かけて少しずつ発掘された化石が新種の恐竜だってわかったなんて、スゴイよね!

まだ歯はみつかっていないけど、歯がみつかったら、何を食べていたかとか、ティラノミムスのことをもっとたくさん知れるはずだよ。新しい発見が楽しみだね!

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