4月17日が「恐竜の日」なのはなぜ? その由来とは?
4月17日は「恐竜の日」。恐竜研究が本格的に始まるきっかけとなった「ゴビ砂漠」への探検に、ロイ・チャップマン・アンドリュースが出発した日を記念して、4月17日が「恐竜の日」と呼ばれるようになったよ。
4月17日は、ロイ・チャップマン・アンドリュースがゴビ砂漠へ出発した日
当時アメリカの動物学者であり、ニューヨークのアメリカ自然史博物館の館長でもあった、有名なアメリカの探検家・ロイ・チャップマン・アンドリュースが、「中央アジア探検隊」を率いて探検調査を実施!
ロイ・チャップマン・アンドリュース
1922年4月17日、モンゴル・ゴビ砂漠に、中国・北京から出発したよ。
この探検がきっかけで、恐竜の研究が本格的に進んでいくことに。
ロイ・チャップマン・アンドリュース
探検の出発日となった日が4月17日だったから、「恐竜の日」と呼ばれるようになったんだ。
ゴビ砂漠でどんな恐竜化石を見つけたの?
ロイ・チャップマン・アンドリュースがゴビ砂漠でみつけたのは、「ヴェロキラプトル」や「オヴィラプトル」などの小型獣脚類や、「角のない」角竜類「プロトケラトプス」などたくさんの恐竜化石。
そして世界ではじめて、恐竜の卵と巣の化石も見つけたよ!
1922年からはじまった探検は、1930年までにぜんぶで5回おこなわれて、どれもたくさんの化石を発掘。
そしてアンドリュースは「伝説の化石ハンター」として、歴史に名を残すことに。
そして、大きな夢と勇気をもった冒険家として、映画『インディ・ジョーンズ』の主人公・インディアナ・ジョーンズのモデルの1人になったともいわれているんだよ。
ロイ・チャップマン・アンドリュースの探検をきっかけに、ぐんぐん進みだした恐竜研究。
研究や発掘は、今も日本や世界のいろんな場所で続いているよ!
きっとこれからも新しい発見がたくさんあるはず。恐竜の新しい情報はこれからもKidZAURUSでたくさん紹介していくから、楽しみにしていてね!