恐竜を絶滅させた隕石が落ちた場所は?
メキシコのユカタン半島近くのチクシュルーブという場所。
いまからだいたい6600万年前、地球に大きな隕石(いんせき)が落ちたんだ。
これが、恐竜たちの絶滅(ぜつめつ)したひとつの原因と考えられているよ。
この隕石は、メキシコのユカタン半島近くのチクシュルーブという場所に落ちたんだよ。
隕石は、直径約10キロメートルもあったとされているんだ。
この隕石は宇宙の太陽系の遠く離れた場所、木星の向こう側から飛んできたんだよ。
隕石が地球に落ちると、大きな爆発(ばくはつ)が起きて、煙やちりがたくさん空に舞(ま)いあがるんだ。
この煙やちりが太陽の光をさえぎって、地球全体が暗く寒くなってしまって……
これが長く続いてしまうと、植物が太陽の光をつかって光合成(こうごうせい)ができなくなって、植物を食べている生き物たちも困ってしまうんだ。
これが、隕石が落ちたあとの地球で、恐竜たちが生きていくことがどんどん難しくなってしまったひとつの原因だと考えられているよ。
でもね、恐竜たちはすごい生き物だったから、かれらがいなくなったあとも、子孫はいまもわたしたちの近くで生きているんだよ。
それが……いまの鳥類!
だから、恐竜は完全(かんぜん)に絶滅したわけではないんだよ。
鳥が恐竜なんて信じられない!っておもうよね。
そんなときは、こっちのお話もいっしょによんでみて!