恐竜ってけがや病気をした?
恐竜も、骨折したり、骨髄炎になったりと、怪我や病気をしていたよ。
恐竜たちも、いまの動物たちや人間と同じように、けがをしたり、病気になったりしたんだよ。
たとえば、大きな肉食恐竜・ティラノサウルスの骨からは、戦いの傷跡(きずあと)や骨が折れたあとが見つかっているよ。あとティラノサウルスは、足の関節とかがはれてしまう、人間もなる病気「痛風(つうふう)」になっていたんだ。ほかの動物の内臓を食べすぎちゃったのかな……。
植物食恐竜の骨からは、肋骨(ろっこつ)やしっぽに噛(か)まれたあとが残ったりしてるんだよ。
1991年にアメリカで発見されたアロサウルスの骨からは、なんと19か所ものけがのあとが見つかったんだって!
あと骨髄炎(こつずいえん)っていう骨の炎症(えんしょう)のあともあったんだ。
これらはすべて、恐竜の骨、化石を調(しら)べることで、知ることができるんだよ!
恐竜がどうやって化石になるか気になるときは、こっちのお話もいっしょによんでみてね。