恐竜ってどうやって化石になるの?

こたえ

恐竜が死んだあと、土や砂に埋もれ、肉や内臓(ないぞう)は微生物(びせいぶつ)たちに食べられて骨だけに。その後長い時間をかけて骨が硬い石に変わり、化石になるよ。

化石は、生き物が長い時間をかけて石に変わったものだよ。

恐竜の化石も世界中からたくさんみつかっていて、恐竜のことを知る、大切な手がかりになっているんだ。

でも化石になるには、いろいろな条件(じょうけん)が必要だよ。
ここで化石ができる流れをみてみよう!

ステップ
恐竜の死

ステップ1:恐竜の死
まず、恐竜が死ぬところからはじまるよ。
恐竜が死んでしまったら、その体は土や砂に埋(う)まることが多いんだ。
川や海にながされて水の底で埋もれたり、陸(りく)地でそのまま埋もれたり、いろいろだよ。

ステップ
埋もれる

ステップ2:埋もれる
埋もれた恐竜の肉や内臓(ないぞう)は微生物(びせいぶつ)たちに食べられて、骨だけになるよ。
そして時間がたつにつれ、恐竜の体はどんどん土や砂に埋もれていくよ。
これが大切なステップ。なぜなら、この土や砂が恐竜の体を守ってくれるからだよ。

ステップ
骨が石になる

そして、さらに長い時間がたつと、恐竜の骨に岩の成分(ミネラル)がしみ込んで、じわじわと硬い石に変わっていくんだ。

ステップ
化石の発見!

深いところに埋もれていた恐竜の化石は、川や雨、風などのはたらきで、表面に出てくることがあるよ。
こうして恐竜の化石はみつかるんだ!

化石は、海や湖(みずうみ)の底、川や砂漠(さばく)など、いろんな場所で見つかるよ。
とくに、アメリカや中国、カナダ、アルゼンチンなどでたくさんの恐竜の化石が見つかってるんだ。

それにじつは日本でも、福井県や北海道、岩手県、兵庫県、熊本県をはじめ、いろいろな場所で恐竜の化石が見つかっているよ。
自分でも見つけたくなっちゃうよね!
でも、化石を探すときはちゃんと許可をもらってからさがさなきゃいけないから、注意が必要だよ。

そしていままで、ほんとうにたくさんの種類(しゅるい)の恐竜の化石がみつかっているよ!
歯や爪など、からだの一部がみつかったり、からだ全部がみつかることも。
卵やあしあと、フンの化石がみつかることもあるよ。

あと、「ヴェロキラプトル」と「プロトケラトプス」が戦っている瞬間(しゅんかん)が化石になった、めずらしい化石もみつかっているんだ!

これらの化石は、恐竜がどんな生活をしていたのか、どんな仲間と戦っていたのかを知る大切な手がかりになってるんだよ。

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