恐竜ってどうやって寝ていたの?
恐竜が寝ていたことは化石からわかっているけど、「いつどのくらい寝ていたか」や「どうやって寝ていたか」は、はっきりとはわからないんだ。
でもそれぞれの恐竜の体の形や大きさによって、寝方は少し違(ちが)っていたかもしれないよ。
たとえば、二足歩行の恐竜のなかで有名なティラノサウルス。
かれらがどうやって寝ていたのかは、まだよくわかってないんだ。
でもきっと、立って寝ることはなかったと思うよ。
だって、体が大きすぎてバランスを取るのがむずかしそうだもんね。
では、四足歩行の恐竜はどうだったのかな?
四足歩行の恐竜の一つ、アンキロサウルスは、体が大きいけど地面に近いから、たぶんそのまま横になって、もしくはペタっと地面におなかをつけて寝ていたんじゃないかな。
でもね、恐竜のなかには「寝る姿」が化石として残っているものもいるんだ!
それは、中国で発見された小型の肉食恐竜「メイ」。
その化石から、首を体に巻きつけて、羽で体を覆(おお)うように寝ていたことがわかっているよ。
ちょうど、いまの鳥が寝るときのようにね。
これから新しい化石がみつかれば、恐竜の寝方や寝る時間について、もっといろいろわかるかもしれないよ。
楽しみだね!