恐竜って足が速かった?
恐竜は足が速い恐竜から遅いものまで、さまざま。速くて有名なのは、ヴェロキラプトルやガリミムス。逆に遅かったのは、アンキロサウルスやステゴサウルスなど。
恐竜の足のはやさは恐竜によってぜんぜん違(ちが)っていて、すごく速く走れる恐竜もいれば、ゆっくり歩くのが得意(とくい)だったのもいたんだ。
ここで、いくつかの恐竜をみてみよう!
まず、「ヴェロキラプトル」。
ジュラシック・パーク シリーズにも登場して、ものすごい速さで走る姿が有名!
そのスピードは、時速(じそく)40キロメートル近くなんてウワサも。
プロの自転車レーサーと同じぐらいのスピードがでたんだ。
それから、「ガリミムス」も速く走ることができたよ。
ガリミムスは細長い足を持っていて、なんと時速50キロメートル以上とされているんだ。
ヴェロキラプトルより早いかもしれないね!
ほかにも、ダチョウに似たみた目の「オルニトミムス」、テリジノサウルスみたいな手が特徴の「デイノケイルス」なんかが、足が速くて有名だよ。
ぎゃくに遅い恐竜はというと……「アンキロサウルス」がその一つ。
アンキロサウルスは大きな鎧(よろい)としっぽの「ハンマー」をもっていたけど、その重さのためにかなりゆっくりとしか動けなかったんだ。
時速5キロメートルくらいって言われているから……人間が普通に歩く速さだと同じぐらいだね。
「ステゴサウルス」も大きな体と重い背中の板を持っていたから、たぶんゆっくりとしか歩けなかったと考えられているよ。
これらの恐竜たちはそれぞれ自分たちの速さに合わせた生活をしていたんだ。
速く走ることができる恐竜は獲物を追いかけたり、敵から逃げたりするのにその速さを活かしていたね。
ぎゃくにゆっくりとしか動けない恐竜は、鎧やしっぽなど強い防御装置(ぼうぎょそうち)を使って、自分を守ることが得意だったんだよ。