恐竜を絶滅させた隕石の大きさは?

恐竜を絶滅させた隕石の大きさは?
こたえ

直径約10~15キロメートル。

いまからだいたい6600万年前、地球にとても大きな隕石(いんせき)が落ちたんだ。

その直径(ちょっけい)は、おおよそ10~15キロメートルだったと言われているよ。
落ちてきたスピードもすっごくはやくて、そのとき地球にあいた穴(あな)は、直径150キロメートルにもなったという話もあるんだよ。

この大きな隕石が地球に落ちたとき、どうなったかというと、爆発(ばくはつ)が起こったんだ。
その爆発はとても大きくて、爆発した場所から半径数百キロメートルにいた生き物は、生き残ることができなかったと考えられているよ。
このころ、この地域にはティラノサウルストリケラトプスなどの恐竜が生息していたとされているんだ。

そして、その爆発で大量のほこりが空に舞い上がって、太陽の光を通れなくしてしまったんだ。
これが「インパクト・ウィンター」っていわれる現象(げんしょう)で、地球全体が暗くて寒くなってしまったよ。
そのせいで、植物が成長できなくなり、食べ物がなくなってしまったんだ。

こうやって、地球上の恐竜たちは食べ物がなくなってしまって、絶滅(ぜつめつ)してしまったと考えられているよ。
でもね、すべての生き物が絶滅したわけではないんだ。
なんと、小さな哺乳類(ほにゅうるい)や鳥類などはこの大変な状況を乗りこえて、生き残ったんだよ。

だから、恐竜たちは絶滅したけど、その子孫たちはいまでも私たちの近くで生きているんだよ。
たとえば、「鳥」とかね!

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