恐竜って頭がよかった?
恐竜には頭がよかったのも、よくなかった恐竜もいたよ。頭がよくて有名なのはヴェロキラプトル。脳が小さかった(頭はあまりよくなかった)とされるのは、ステゴサウルスやアンキロサウルスだよ。
まず頭がよかったっていわれる恐竜をくわしく紹介するね!
たとえば、ヴェロキラプトル。
鳥に近い姿をしていて、群(む)れで狩りをすることができたんだ。
仲間と一緒に協力して獲物(えもの)をつかまえる、知恵(ちえ)をもっていたんだよ。
またトロオドンも、頭の大きさに対して脳が大きかったことから、頭がよかったっていわれてるよ。
かれらは、夜に活動して獲物をつかまえたりしていたんだ。
そして、頭があまりよくなかったっていわれている恐竜たち。
たとえばステゴサウルスやアンキロサウルス、体が大きいのに、頭が小さくて脳も小さいことから、あまりかしこくなかったっていわれている。
ちなみに恐竜の頭のよさは、からだに対して脳がどれくらい大きいか、脳がどんな形をしていたか、どんな行動をとっていたか(仲間と一緒に行動していたかなど)によって、推測(すいそく)することができるんだよ。
でも、あくまでも、化石などから研究者たちが「こうじゃないかな~」と考え出しているから、ぜったい正しいわけではないんだ。
だってほんものの恐竜は、誰も見ることができないんだからね!