新種恐竜【ササヤマグノームス】兵庫県丹波篠山で化石が発見された、新種の角竜!
2007年から2008年にかけて兵庫県丹波篠山(たんばささやま)市でみつかった恐竜化石が、新種恐竜ということがわかったよ!
名前は…「ササヤマグノームス・サエグサイ」。新種の角竜類(つのりゅうるい)で、植物食恐竜だよ。
ササヤマグノームスはどんな恐竜?
ササヤマグノームスは小型で、全長は80センチぐらい。角竜類のなかでも原始的な恐竜で、トリケラトプスのようなきなツノやフリルはもっていなかったよ。
ササヤマグノームスの名前の由来は?
ササヤマグノームスの正式な学名は、「ササヤマグノームス・サエグサイ」。
「篠山の地下に隠された財宝を守る小人」という意味。見つかった場所=篠山(ささやま)にちなんでつけられたんだ。
「サエグサイ」は、長い間「篠山層群」の調査・研究を先導してきた故・三枝春生(さえぐさ はるお)先生の名前からつけられたもの。
ササヤマグノームスはどこで見つかったの?
2007年から2008年にかけて、兵庫県丹波篠山市にある白亜紀前期(約1億1000万年前)の地層から発見されたよ。
同じ場所からは、新種恐竜「ヒプノヴェナトル」も見つかっているよ!
ヒプノヴェナトルについてくわしくは以下の記事で紹介しているから読んでみてね。
ササヤマグノームスの化石を見つけたのは、地元の地質愛好家の足立洌(あだち きよし)さん。足立さんはなんと、2006年に篠山層群で国内最大級の植物食恐竜「丹波竜(たんばりゅう)」の化石を見つけた一人でもあるんだよ。
丹波竜をはじめ、日本でみつかった恐竜のリストは以下の記事でチェック!
ササヤマグノームスの実物化石は、9月4日(水)から11月10日(日)まで、兵庫県立「人と自然の博物館」で展示。
ヒプノヴェナトルの実物化石も2025年1月13日(月・祝)まで展示されているから、2つの新種恐竜の実物化石が一度に見れちゃう、貴重な機会だよ!
他にも、ここ最近いくつかの新種恐竜が日本で見つかっているよ!
KidZAURUS (キッザウルス)では、恐竜のプロフィールがくわしくわかる「恐竜図鑑」が読めるよ! ぜひ恐竜図鑑も見てみてね。