恐竜ってどんな飾りがあったの?
恐竜たちのなかには、とてもユニークな飾りをもっていた恐竜がいたよ。ステゴサウルスのように背中に大きな骨板が並んでいたり、トリケラトプスのように角や飾り襟がある恐竜も。パラサウロロフスのように大きなトサカがあるものもいて、恐竜によってさまざまだったよ。
恐竜の飾りはそれぞれちゃんと意味があって、いろいろな役割(やくわり)をはたしていたんだよ。
まず、ステゴサウルス!
ステゴサウルスの背中には大きな骨板がならんでいたね。
これはただの飾りじゃなくて、自分を守るためや体温を調節(ちょうせつ)するために使われていたと考えられているんだよ。
からだをあたためたいときは骨板を太陽の光にあてたり、さげたいときは骨板を血液で冷やすことで、全身の温度を下げることができたんだ。
次に、パラサウロロフスの頭の上にある大きなとさかについて!
このとさかは恐竜のなかでもとくにユニーク。
長くて空洞(くうどう)のある形をしていたんだ。
音を出すことができたって考えられていて、うなると、とさかを通して音が鳴り響(ひび)いたんだよ。
敵がきたことを、仲間に知らせることができたのかもしれないね!
あとトリケラトプスの頭は、大きなフリルと3本の角が特徴的だよね。
これらの飾りは身を守るためと、仲間やメスにアピールするために使われていたって考えられているよ。
恐竜の飾りを知ることは、恐竜たちがどうやって生活して、どうやってコミュニケーションをとっていたのかを知るのに、とても役立つんだよ!