恐竜の名前「~ザウルス」や「~サウルス」ってどんな意味?
恐竜の名前「~ザウルス」や「~サウルス」は古代ギリシャ語で「~なトカゲ」という意味。
「ザウルス」や「サウルス」がつく恐竜って、たくさんいるよね。
「ザウルス」は、古代ギリシャ語で「トカゲ」を意味するんだ。
だから名前のさいごに「ザウルス」がつくと、「~なトカゲ」っていう意味になるんだよ。
たとえば、いくつか紹介するね!
ティラノサウルス
「暴君のトカゲ」。
もっともおそろしい肉食恐竜の1つだったから、この名前がつけられたよ。
ブラキオサウルス
「腕のトカゲ」。
前あしがすっごく長かったから、この名前がつけられたよ。
ステゴサウルス
「屋根に覆われたトカゲ」。
ステゴサウルスの骨がさいしょにみつかったとき、いまみたいに五角形(ごかっけい)の板が並んでいることがわからなくて、何枚もおりかさなってびっしりと家の屋根の瓦(かわら)みたいに背中をおおっていたと思われていたんだ。
だからこの名前がつけられたけど、じっさいの板はちょっと違っていたことがあとでわかったよ!
最初に名前をつけられちゃうから、あとで違うってわかっても、名前を変えてもらえずそのままになっちゃうことも恐竜にはよくあるんだよ。
アンキロサウルス
「連結したトカゲ」。
骨どうしが連結(れんけつ)して、からだを覆(おお)って鎧(よろい)みたいになっていたから、この名前がつけられたよ。
スピノサウルス
「棘(とげ)のトカゲ」。
とげのような長い背骨をもつから、この名前がつけられたよ。
パキケファロサウルス
「厚(あつ)い頭の恐竜」。
あつさ20センチ以上にもなるとってもぶあつい頭骨が特徴(とくちょう)的だったから、この名前がつけられたよ。
こんなふうに、それぞれの恐竜の名前には、その恐竜の特徴をあらわす言葉が組み合わされていることが多いんだ。
だから名前をみれば、その恐竜がどんな特徴をもっているのか、少し想像することができるんだよ。
おもしろいよね!