恐竜ってどんな種類に分類できる?

恐竜ってどんな種類に分類できる?

いままでに見つかった恐竜の種類はなんと1,000種類以上で、これらの恐竜は、大きく2つのグループに分けられるよ。
それは、「竜脚類(りゅうきゃくるい)」と「鳥盤類(ちょうばんるい)」だよ。

竜盤類と鳥盤類は、恐竜の骨盤(お尻の骨)のかたちで分けられているんだ。

骨盤のかたちは、恐竜がどうやって歩いたか、どうやって体を支えていたかに大きく関係していて、その形から恐竜の生活スタイルや行動をしっていくことができるんだよ。

「竜脚類(りゅうきゃくるい)」と「鳥盤類(ちょうばんるい)」

まずは、「竜脚類」と「鳥盤類」のとくちょうをみてみよう!

竜盤類(Saurischia)

骨盤が「トカゲのような形」をしている恐竜のこと!
骨盤の一部の恥骨(ちこつ)が前をむいているのが特徴なんだ。
ティラノサウルスのような肉食恐竜や、ブラキオサウルスのようなおおきなの草食恐竜がこのグループにいるよ。

鳥盤類(Ornithischia)

骨盤が「鳥のような形」をしている恐竜のこと!
体重を前足と後足に分散(ぶんさん)させて、身体をささえることができるんだよ。
トリケラトプスなど、多くの草食恐竜がこのグループにいるよ。

そして竜盤類と鳥盤類のなかでも、もう少し細かく分かれているんだよ。

恐竜のもっと細かい分類

まずは図でみてみよう!

ここからは、ぞれぞれの特徴を説明するよ。

獣脚類(竜盤類)

基本的には肉や魚を食べる肉食の恐竜、するどい歯と爪を持っていたよ。
二足ですばやく歩くことができたんだ。
そしてなんと! このグループのなかから、今の鳥たちの祖先が生まれたんだよ!

竜脚類(竜盤類)

とっても大きく、四つの足で歩き、首やしっぽ(尾)がながくて、頭は小さかったよ。
おもに植物を食べていたんだ。

竜脚類の恐竜

装盾類(鳥盤類)

体がプレートや棘で覆われていて、しっぽ(尾)に身を守るための武器をもっていた恐竜もいたんだ。
おもに植物を食べていたよ。

鳥脚類(鳥盤類)

くちばしのように固い口先が特徴で、おもに二足で歩いたよ。
ほとんどが植物食で、ほおで植物をすりつぶしながらモグモグ食べていたんだ。

鳥脚類の恐竜

装飾頭類(鳥盤類)

あたまにフリル(装飾)があったり、かたい骨でおおわれていたりした恐竜もいて、特徴的な見た目の恐竜が多かったよ。
おもに植物を食べていたんだ。

恐竜以外の爬虫類たち

ちなみに、プテラノドンケツァルコアトルスは、じつは恐竜じゃなくて、「翼竜」と呼ばれているよ。

ディメトロドンも恐竜じゃなくて、「哺乳類に近い爬虫類」なんだ。

プレシオサウルス、モササウルス、エラスモサウルスは、水の中で生活していた「海生爬虫類」だったんだよ。

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