恐竜が生きていた時代っていつころ?
恐竜は、いまから2億3000万年前ごろにあらわれて、6600万年前ころに絶滅(ぜつめつ)したといわれているよ。
恐竜がいきていた時代を、「中生代」って呼ぶんだ。
恐竜がいきていた「中生代」はどんな時代だった?
恐竜がいきていた「中生代」は、おおきく次の3つの時代に分かれていて、それぞれの時代でみんなの知っている有名な恐竜たちが、地球上を歩きまって生活をしていたよ。
それぞれの時代で、どんな恐竜がどんなふうに生活していたのかな。
くわしくみてみよう!
三畳紀(2億5000万年前 – 2億2000万年前)
- 中生代の最初の時期。恐竜がはじめて地球上に登場!
- 地球は大陸が一つにあつまった「パンゲア大陸」だったよ
- ディメトロドン (Dimetrodon)やエオラプトル(Eoraptor)なんかが生きていたよ
ジュラ紀(2億2000万年前 – 1億4500万年前)
- 恐竜が地球上を支配し、たくさんのいろいろな形と大きさの恐竜が誕生!
- 恐竜は陸地だけでなく、空と海でも生活するようになったよ!
- 大陸がわかれはじめて、恐竜たちはいろいろなところに移動したりして、それぞれの場所でたくさん形を変えたりしていたんだ
- ブラキオサウルスやステゴサウルスなんかが暮らしていたよ!
白亜紀(1億4500万年前 – 6600万年前)
- 恐竜が繁栄(はんえい)した、中生代最後の時代。たくさんの有名な恐竜が登場!
- 花がいっぱい咲いていて、恐竜のたべものとして大活躍していたよ
- ティラノサウルス、トリケラトプス、ヴェロキラプトルなど、みんな大好きな有名な恐竜がたくさん登場したんだ!
恐竜の時代が終わって、「新生代」のスタート!
そして約6600万年前、地球に直径10㎞以上の巨大な隕石(いんせき)がぶつかって、それが原因でおこった環境の変化で、多くの恐竜が生きられなくなってしまって、絶滅していったといわれているよ。
そしてこの恐竜時代(中生代)が終わって、「新生代」という新しい時代がはじまったんだ。
「新生代」では哺乳類(ほにゅうるい)が地球の陸上を支配しはじめ、いまのわたしたち「人間」へとつながっていっただよ。
隕石についてもっとたくさん知りたいときは、こっちのお話もいっしょに読んでみてね!